エターナル (Eternal) は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』及び『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の艦船。
注意:以降の記述で物語に関する核心部分が明かされています。
艦艇概要[]
エターナル | |
型式 | 高速戦闘艦 |
艦籍番号 | FFMH-Y101 |
所属 | ザフト軍→三隻同盟 |
全長 | 300m |
重量 | 不明 |
武装 | 主砲(単装) 連装レールガン×多数 ミサイル発射管×多数 CIWS×多数 |
その他 | MS搭載能力 リニアカタパルト ミーティア×2 |
ザフト軍が、フリーダムとジャスティスの専用運用艦として建造した最新鋭の高速戦闘艦。艦首両舷に2機のMS用武装モジュール「ミーティア」が装備されている。ミーティアは通常時は戦艦の副砲として機能するが、フリーダム、ジャスティスにドッキングさせることにより、両機にMSの枠を超えた高機動力と戦艦並みの大火力を与える。また、核エンジンの整備・調整に必要な専用設備や機材を搭載している。
ミーティア装備時の両MSに随伴するため、C.E.71年時の軍艦としては破格の高速航行性能を有しており、最大戦速では快速艦として知られたナスカ級をも軽く振り切る。
戦闘艦としての火力は水準以上のものではなく、船体各所に設けられた多数のミサイル発射管や対空砲による対空防御・迎撃能力に重点が置かれている。
エターナルは「永遠」の意。
武装[]
- 主砲
- 艦橋前方に設置されている単装ビーム砲。威力は十分であり、艦首方向のみ射線を取れる。
- 連装レールガン
- 艦橋後方の両舷に装備されている小型の2連装レールガン。対空迎撃用。
- ミサイル発射管
- 多数のミサイル発射管が設置されており艦砲の少なさを補う。敵艦、敵機動兵器、対艦ミサイルの迎撃に力を発揮する。
- CIWS
- 目標を自動追尾、又は弾幕を張ることによって敵ミサイルや敵MSなどを迎撃するための近接防御システム。
- ミーティア
- フリーダム、ジャスティス用の追加武装モジュール。普段はエターナル艦首のマウントラッチに固定されており、艦砲としても使用が可能となっている。
搭載機[]
- SEED時の搭載機
- DESTINY時の搭載機
- ZGMF-X20A ストライクフリーダム
- ZGMF-X19A インフィニットジャスティス
- ZGMF-X88S ガイア(バルトフェルド専用機)
- ZGMF-XX09T ドムトルーパー
劇中での活躍[]
機動戦士ガンダムSEED[]
潜伏していたクライン派のメンバーが、ラクス・クラインの決起と同時に本艦を強奪し出撃した。艦長にはバルトフェルドが就任している。
その後、アークエンジェル、クサナギと合流し、三隻同盟の中核として停戦まで戦い抜いている。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY[]
戦後は、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦の終結時の混乱に紛れて、小惑星に偽装された秘密工廠ごと隠匿され、マーチン・ダコスタら旧クライン派の活動拠点となっていた。
再び宇宙に上がったラクス・クラインとアンドリュー・バルトフェルドの合流後、艦載機の補充を経て、オーブ第2宇宙艦隊に編入されたアークエンジェルと共にレクイエム攻防戦に参戦する。最終決戦のメサイア攻防戦において、ストライクフリーダムと共にメサイアを陥落させ、戦闘を勝利に導いた。終戦後、プラント最高評議会に招聘されたラクスの乗艦としてプラントへ帰還した。
余談[]
- PlayStation2ソフト『GGENERATION SEED』では、OP映像にエターナルが青空を背景に飛行している描写が見られ、ゲームでは実際に大気圏内で使用出来る。
関連項目[]