オーブ海軍の輸送艦は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する架空の支援艦艇。正式なクラス名は不明。
概要[]
オーブ連合首長国海軍が、人員、車両などの輸送に用いる艦。その姿、特に、極端に前方に寄った巨大な艦橋とその後方に艦上構造物が連なる基本構造は、米海軍のサン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦にやや似る。また上構側面には、客船のようなプロムナードデッキがある。
マストは傾斜平面で構成されているが、艦上構造物の壁面は大半が垂直面になっていて、ステルス性が考慮されてないようにみえる。また、艦上構造物は中程が大きく切り欠かれたような形状になっており、4基設置されたクレーンで、その露天甲板へ車両その他の荷物を積み卸しするらしい。
オーブ防衛戦の折にはトダカ一佐が艦隊司令を務める6隻がオノゴロ島に派遣され、島民の脱出に使われた。うちシン・アスカ一家が乗るはずだった1隻は、艦首を陸岸に向けて桟橋に接舷、島民を収容していたが、その左舷8時の方向数百メートルには、護衛のため随伴するとみられるクラオミカミ級護衛艦1隻が停泊していた。
そのシーンは2000年に三宅島の火山活動によって全島避難が行われた際、海上自衛隊が輸送艦で島民の救援に当たった光景を彷彿とさせるものであった。
性能諸元[]
- 基準排水量:不明
- 全長:200メートル前後
- 主機:ディーゼル+電気推進
- 軸数:不明
- 出力:不明
- 速力:25~30ノット
- 装備:衛星通信用アンテナ(実在するSUPERBIRD用のものに似ている)
- 哨戒ヘリ
関連項目[]
- ガンダムシリーズの登場艦船及びその他の兵器一覧
- イージス艦 (機動戦士ガンダムSEED)
- クラオミカミ級護衛艦
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