SEED(シード)は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』及び『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』における架空の概念。
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概要[]
シード (SEED:Superior Evolutionary Element Destined-factor=優れた種への進化の要素である事を運命付けられた因子) は、かつて一度だけ学会誌に発表され議論を呼んだ概念。SEEDを持っている事と、その人物がコーディネイターであるかかナチュラルであるかは関係が無いとされている。
SEEDは、キラ・ヤマト、アスラン・ザラ、ラクス・クライン、カガリ・ユラ・アスハ、シン・アスカが持っており、戦闘中にSEEDに覚醒すると、その間は超人的な知覚能力を発揮する。キラは覚醒後間もない頃は一旦発動すると半ば暴走状態とも言える戦いぶりを示していたが、フリーダムに搭乗して以降は自らの意思でSEEDを覚醒させ、その後、その力を完全にコントロール下に置いている。また、ギルバート・デュランダルは、シンがSEEDへの覚醒が出来る1人だと知っている様子があった。
余談[]
- 戦闘中に脳裏で種子が弾けるエフェクト(俗称:種割れ)と共に発動し、以降瞳からハイライトが消え、発動時の種子の色は発動者の瞳の色と同じであり、キラは紫色、アスランは緑色、ラクスは藍色、カガリは橙色、シンは赤色となっている。なお、ラクスだけはSEEDに覚醒するエフェクトシーンは無く、また『DESTINY』では瞳の色が灰色になっており、『スペシャルエディション 完結編 『自由の代償』』で藍色となっている。
- 種子が弾けるエフェクトにはキャラの状態によって違いがあり、極度な緊張状態や興奮状態に陥った時は種子割れの時に光が飛び散るだけであるが、それ以外の時は先のシーンに赤いリング状の光が追加される。また、種子が弾けるエフェクトはキラ・アスランとシンでは多少異なる。具体的にはキラ・アスランは種子が1回転してから弾けるのに対しシンの種子はすぐに弾ける。このため、種子割れのエフェクトが0.1~0.2秒短い、光が少し派手である。
- SEEDが登場するゲームでは、キャラクターが持つ特殊能力として再現され、一定条件を満たすと、アニメ同様の演出の後、キャラクターの各種ステータスが上昇するという設定になっていることが多い。また、「覚醒」や「バーサーク」と称される事もある。
- 俗称である「種割れ」という表現は、ファンの間では他のアニメや漫画の批評などにおいてもたびたび用いられている。その用途は様々で、超人的な活躍をするキャラクターを指したり、単に瞳のハイライトが消えている状態のことを「種割れ」と呼ぶ場合もある。
SEEDを持つ者[]
- キラ・ヤマト
- アスラン・ザラ
- カガリ・ユラ・アスハ
- ラクス・クライン
- シン・アスカ
関連項目[]